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DB Hechtwagen (Roco)

今回は、DBの旧型客車を紹介します。
この客車は、ドイツ国営鉄道時代の1920年代に製造され、「Hechtwagen」の愛称が付けられました。
愛称の「Hecht」とは、ヨーロッパや北アメリカに生息するノーザンパイクという魚のことですが、この客車が側ドアから妻面にかけて極端に絞りを付けており、上から見るとまるで魚のような形をしていることから、この愛称が付いたと思われます。

模型はRoco製で、DBエンブレムの入ったEp.3仕様です。
まずは1等座席車。客室はコンパートメントになっています。
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2等座席車。所々開いた窓の表現がリアルですね。
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こちらも2等座席車。上の車両と同じ物です。
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1・2等合造車。真ん中の2区画だけが1等室になっています。
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以上の編成で、我が家では主に蒸気機関車やE19が牽引しています。
Rocoは、すでにSpurNからは撤退してしまいましたが、このシリーズの客車は現在でも比較的入手しやすく、しかもFLEISCHMANNやTRIXに比べるとリーズナブルなので、手軽に旧型客車を楽しみたい場合にはオススメかもしれません。

DR Speisewagen Reko (BRAWA 65057)

以前紹介した、旧東ドイツ国鉄のY形客車に連結する食堂車を入手したので紹介したい。

この食堂車は、旧型客車を車体更新したReko-Wagenグループの一つで、1960年代に登場しました。
ベースが旧型客車のため車体長が短く、定員は24名(4人掛けテーブルが6セット)です。
MITROPAが運営し、東ドイツ国内の急行列車の他、国際列車にも連結されていたようです。
模型は、旧東ドイツ国鉄車両を多く手掛けるBRAWA製で、2009年に発売された物です。
画像は調理室側です。
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地味な塗装の東ドイツの客車の中で、この臙脂色の食堂車は、非常に目立った存在ですね。
こちらは通路側で、窓配置は座席車とほぼ同じようです。
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さて、気になるのは連結相手のMINITRIX製Y型客車との車高差です。
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早速連結してみたところ、バッファ高さ違いの他は、概ね車高は合っているようですね。
特に塗装の質感や艶は、両者ともぼぼ一致したので、連結しても違和感は全くありません。

BRAWA製の模型は、今回初めて購入しましたが、なかなかしっかりとした造りで良いですね。
これを機に、他の座席車シリーズも揃えたいところです。

ÖBB Rh1116 (FLEISCHMANN 731111)

今回は、ÖBBのRh1116形電気機関車を紹介します。
日本でも有名なこの機関車は、独SIEMENS製の欧州標準機ES64 U2形で、オーストリアを中心に中欧~東欧にかけて広く活躍しています。
また、起動・回生ブレーキ時に音階を奏でる励磁音を出すことでも有名ですね。

模型はFleischmann製のRailJetカラーの208号機で、主にオーストリア・ドイツ・スイス・ハンガリーで運用されるRailJetに使用される機体です。
RailJetについては、客車を入手した際に改めて紹介したいと思います。
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ワインレッドを基調とした塗装が、非常にモダンですね。
このRailJet用のRh1116のみ、床下機器部にカバーが付いています。
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1エンド側と2エンド側では塗装パターンが違い、こちらが2エンド側で、本来先頭に立つのですが、実車では1エンド側が先頭に立っている事も多いようです。
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客車については、過去にHobbyTrainからRailJet客車が発売されていましたが、2017年1月現在では入手できない状態です。
ですが、間もなく再販されるようなので、非常に楽しみにしています。

PKP EU44 (FLEISCHMANN 731203)

今回は、ポーランド国鉄が2008年より導入しているEU44形電機機関車を紹介する。
この機関車は、独SIEMENS社の欧州標準機・EuroSprinterシリーズの一つ、4電源対応のES64 U4形で、ポーランドでは「HUSARZ」の愛称で呼ばれています。
ポーランド国内のInterCityの他、ドイツやチェコに直通するEuroCityの牽引に使用されています。

模型はFleischmann製で、PKP InterCity標準色を再現した物です。
屋根上は、4電源対応機のため機器類が非常に賑やかですね。
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先に発売されたES64 U2形と同じく、模型自体はFleischmann製ですが、設計はRoco社が行ったようですね。
走行性能は非常に優秀ですが、日本製のパルス制御コントローラーとは相性が良くないようです。
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ES64 U2形と似ていますが、細かい部分で違いがあります。
我が家では、主にRZD寝台車を牽引しています。
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DB BR18.6 (MINITRIX 16187)

今回は、ドイツの名機BR18形の最終形態であるBR18.6形を紹介します。
BR18.6形とは、以前紹介した王立バイエルン邦有鉄道S3/6の発展型で、ドイツ国鉄で製造されたBR18.5形の一部を1950年代に大規模改修を行ったものです。
当時の花形機BR01に近い性能まで引き上げられ、出力1430 kw、最高速度は120Km/hです。
さらにBR01よりも軽い軸重だったため高い評価を得ましたが、改造時に少々無理な設計を行ってしまったため、1965年までに全車引退してしまいました。

模型はMINITRIXの2016年モデルで、Ep.3のドイツ連邦鉄道仕様です。
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ボイラー・テンダーは金属製で、非常に重量感があります。
新規に設計されたボイラーには、ボイラーバンドへの装飾が表現されています。
キャブについても、新規に設計された物に載せ替えられています。
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テンダーには増炭囲い板が再現されています。
バック運転用前照灯も2灯で、LEDにより後進時のみ点灯します。
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残念なことにBR18.6形は、ボイラーに弱点があったために動態保存車は存在しませんが、612号機がDeutsches Dampflok Museumで静態保存されています。

DR BR52.80 (MINITRIX 12441)

今回は、01形と並んで世界的に有名なドイツ国鉄の貨物用蒸気機関車、52形を紹介する。
この機関車は、1940年代にそれまでの貨物機50形を簡略化して製造された戦時量産機で、ドイツでは約6000両、ドイツ以外で製造されたものも合わせれば約10000両製造され、同一機種の生産数としては世界一になります。

こちらから、当時の製造記録映画の動画を見ることができます。
またこちらの4分26秒から、貴重な現役時代の52.80形の動画を見ることができます。

模型は、戦後東ドイツ国鉄所属となった52形のうち、200両に近代化改造が施され、52.80形となったものです。
ボイラの交換や省略された機器類の追加で、おおむね50形と同等の性能に引き上げられました。

52.80形は、SpurNではMINITRIXの限定品のみ製品化されており、2017年現在では入手困難な代物です。
模型は2007年モデルで、前照灯2灯・コンピューターナンバー化前のEp.3仕様ですが、他にも2004年にプロフィクラブ限定品として、前照灯3灯、コンピューターナンバー化後の、現在の博物館所有仕様も製品化されています。
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ボイラー、キャブ、テンダーは金属製で、モーターはボイラー内に搭載されています。
MINITRIXは、古くから52形の模型を製品化していますが、このモデルは主にボイラーや動力ユニットが新規に設計されたものです。
従来の52形は、キャブ内に3極モーターが搭載されていたのに対し、このモデルはボイラー内にコアレスモーターが搭載されており、走行性能もスローが良く効き大変滑らかです。
また、つい最近製品化されたFleischmannの52形ほどではありませんが、足回りも向こう側が透けていて良い感じです。
キャブとテンダーは従来の52形の物を流用しているようです。
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テンダー側です。
特徴的なバスタブ形テンダーですが、これも52形から採用されました。
東ドイツ国鉄では、テンダー側を先頭にした運用もよく見られたようです。
テンダー側ライトも後進時に点灯します。
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先日紹介した旅客用蒸機の花形、BR01.5と並べてみました。
どちらも東ドイツ国鉄独自の大規模改修工事を行った機体で、Ep.Ⅲ~Ep.Ⅳの東ドイツ国鉄を代表する機関車です。
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戦時設計により、徹底的に合理化・簡略化した設計の機関車ですが、東ドイツの52.80形は1988年まで現役で活躍しました。
現在もドイツをはじめオーストリア、ポーランドなどに相当数の保存車が存在し、本線を走る姿を見ることができます。
また、ボスニアでは最後の現役機が貨物輸送に使用されているようです。
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Scheveningen@JPN

Author:Scheveningen@JPN
出戻りNゲージャーの二児のパパです。
当面の目標は、自宅にレイアウトを敷設すること。

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