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SBB Cargo AG Re421 (Roco 73256)

今回はスイス国鉄の名車Re4/4 Ⅱの派生形、Re421を紹介します。
この機関車は、Re4/4 Ⅱ形の最終増備車の一部がドイツ乗り入れ用に改造されたもので、2002年から2004年に26機登場しました。
主な改造内容は、ドイツ対応の保安装置とパンタグラフの搭載、一部手摺りの形状変更になります。
性能自体はRe4/4 Ⅱと変わりありませんが、ドイツ用パンタ使用時の最高速度は120Km/hに制限されています。

主にドイツ方面への貨物列車牽引の他、スイス~ドイツのECでも使用されました。現在ではドイツでの使用は縮小されつつあるようです。

模型はRocoのDCアナログ仕様をDCCサウンド機に改造したものです。
以前紹介したTEEカラーのRe4/4 Ⅱと同様非常に良い出来ですが、細かいパーツが多く取扱いに注意が必要ですね。
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大きなcargoの文字が目立ちますが、全体的にシンプルで良く纏ったカラーデザインです。
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デコーダーはRoco純正品(Zimo Sound decoder)を使用。
この純正サウンドは非常に良い出来で、断続的な断流器の音が小気味良いです。
スピーカーはシュガーキューブタイプを一個使用。スペースの関係でエンクロージャーの高さを少しだけ詰めましたが、音質には影響ありません。
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この機関車の花形運用といえばZürich-MünchenのEuroCityかと思いますが、我が家では石油輸送用タンク貨車の牽引機として使用する予定です。

DB Cargo Deutschland AG BR193 Vectron (Roco 73985)

SIEMENSの最新型電気機関車、Vectronを購入しました。
実車はBombardier TRAXXと同様にセミオーダーメイド仕様の機関車で、より汎用性の高いプラットフォームでコストを抑えています。
現在のところ主に中央~東ヨーロッパにかけて勢力を拡大中です。

模型はRoco製のVectron MS、DB Cargo Deutschland仕様、二線式DCCサウンド付きになります。
実機は2017年に登場したばかりですが、同様のカラーリングのVectron DCが2012年にドイツに先立ってポーランドのDB Cargo Polskaで登場しています。
またDB Cargo ItalyにもやはりDBカラーのVectron DCが活躍中で、これらは2パンタ車なので外見の見分けは容易です。
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実機のBR193は現在のところ5か国(ドイツ・オーストリア・スイス・イタリア・オランダ)対応のため、屋根上は非常に賑やかですね。
模型の出来は最近のRocoスタンダードで、とても精密に出来ています。
何と言ってもVectronシリーズからはサウンド機に限りLeoSoundLab製サウンドデータが標準装備されているのが嬉しいですね!
これを機にTaurusシリーズもLeoSoundが標準装備になれば嬉しいのですが・・・
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我が家のLeoSound機が2機になりました。
初見では正直あまり格好良く見えなかったVectronですが、慣れていくにつれ格好良く見えてくるから不思議です。
またこうして並べてみると、斬新なデザインのTaurusも少々時代を感じさせられますね。
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サウンドはまた時間のある時にアップしたいと思います。

DB Schenker Rail Deutschland AG BR185 (Roco 73588)

今回は現在のヨーロッパでの主力機関車、TRAXXシリーズの初代機・F140AC1を紹介します。
この機関車はBombardier Transportation製のセミオーダーメイド機関車で、購入事業者が保安装置や集電装置のオプションを選択することによりヨーロッパ全土をカバーできる仕様になっています。
F140AC1はAC15kV16.7HzとAC25kV50Hzに対応し、1999年~2005年にかけてDB・SBB・BLS・CFLの各貨物会社の他数社の民間貨物輸送会社に納入されました。
他に同一車体を持つ旅客用としてP160AC1があり、こちらはAC15kV16.7Hzの単電源仕様で、主にDB Regioで使用されています。

模型はF140AC1のDB Schenker仕様で、2パンタのドイツ国内限定運用の機関車です。
所属駅はMannheimですが、主にハンブルク方面やベルリン方面の貨物列車に使用されているようです。
外見は145形とあまり変わりませんが、パンタ台座が一段低くなっているのがTRAXXの特徴です。
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模型はRocoの2018年ロット、DCアナログ仕様です。
新しい製品ですが動力ユニットは旧来の8pinソケット・電球仕様でデコーダー・スピーカー取り付け用の切欠きもありません。
従ってDCCサウンド化も以前紹介した145形と同じ手法での改造になります。
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Rairion Deutschland AG BR155 (Roco 62437)

BR155形電気機関車は、旧東ドイツ国鉄250形として1974年~1984年にかけて273両製造された大型交流機です。
旧東ドイツ国鉄の機関車では最も強い牽引力を誇り、出力5400Kw、最高速度は125Km/h。
全車DBAGへ引き継がれ、旧西ドイツの151形と共に高出力特性を生かし重貨物列車の牽引に使用されていますが、新型電気機関車への置き換えは進んでおり、151形と共に数を減らしてきています。

模型はRocoの2012年ロット、DCアナログ・Ep.ⅥのOrientrot仕様です。
評判の良くないOrientrotですが、角ばった形の155形には良く似合うような気がします。
155形は比較的最近までOrientrotのまま残った機体が多いのも特徴です。
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古いGutzold製の物よりも精密に出来ていますが、台車の砂撒き管やジャンパ管などは非常に繊細で、取扱いは充分注意しなければなりません。
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製品は8pin仕様のデコーダーソケットが装備されていますが、手持ちのデコーダーがPlux22の在庫しか無かったため、2018年ロットのBR250用基板を取り寄せ、Plux22デコーダーが搭載できるよう改造しました。
スピーカーはZimoシュガーキューブタイプを使用しています。

DB Cargo AG BR145 (Roco 63566)

今回は、90年代後半の貨物列車には欠かせないインバーターロコ、BR145を紹介します。
地味であまり人気の無い145形ですが、個人的にはTRAXXよりもスッキリしたシンプルな姿がお気に入りです。

簡単に実車を紹介すると、1997年~2000年にDB Cargo向けに80台、1999年~2001年にSBB Cargo向けに6台と、その他民間貨物会社向けに17台が製造されました。出力4200Kw・最高速度は140Km/hです。

模型はRoco製で、Ep.ⅤのDB Cargo仕様、DCアナログ機になります。
標準的なVerkehrsrot塗装で機番は076号機、所属は旧東ドイツ地区ブランデンブルク市のSeddin駅。
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非常にスッキリしたデザインは、その後TRAXXⅡまで引き継がれます。
90年代の比較的新しい機関車ですが、急速に普及するTRAXXシリーズやVectronシリーズに押され、185形と共にDBから撤退するのも時間の問題かもしれません。
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今回もESU Loksound V4.0でサウンド化しました。
車体上部のクリアランスがほとんど無いため、デコーダーは台車直上へ、スピーカーは床下機器内部にシュガーキューブタイプを搭載してあります。
また現在のところESUから145形のサウンドは公開されていないため、145形のインバーター音に近い101形のサウンドをベースに、LokProgrammerを使用しエアホーン等の音を書き換えてインストールしました。
また時間のある時に改めてサウンドを公開したいと思います。
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DB Regio AG BR114 (Roco 73325)

今回は、主に旧東ドイツ地区で近郊列車牽引に使用されているBR114を紹介します。
この機関車は元東ドイツ国鉄のBR243・143の高速タイプ、BR212・112.0だったもので、保安装置の関係で速度制限を受け114形に再分類されたものです。
後に速度制限は解除され、現在では最高速度160Km/hの認可を受けているようですが、再び112.0形に戻る事は無く、現在も114形のままになっています。

模型はRocoの2016年ロット、二線式DCC Sound仕様になります。
このシリーズはRocoの自信作だけあって、非常に良い出来ですね。
特にワイパーがエッチング製で別パーツ化されたため、現在の上がった状態が定位になった姿が再現されています。
前面窓の中の行き先表示機も再現されていて、行先は「RegionalExpress・Elsterwerda」というブランデンブルク州の駅が印刷されています。
後発のPIKO製の112形のように発光はしませんが、Regio所属機には欠かせない部分ですね。
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実機の所属はCottbusなので、主にベルリン~ドレスデン間の周辺で使用されている機と思われます。
肝心のサウンドですが、標準装備のデコーダーでは、この機の特徴であるMMBM起動音が再現されていないので、ESU Loksound4.0に換装してあります。
PIKOの112形と同じ音が鳴るようになりましたが、MMBM起動音もバッチリ再現されています。
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旧西ドイツの111形との並びです。
余談ですが、所有するRoco製の111形が思いのほかSound化が難しそうなので、PIKO製の111形の購入を検討しています。
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PKP EU44 (Roco 73841)

今回はSIEMENSのTaurusシリーズのPKPバージョンを紹介します。
この機関車はSIEMENSのES64 U4形で、2005年にÖBBが導入したRh1216形機関車から始まり、スロベニア国鉄、ポーランド国鉄の他民間鉄道会社等で導入されました。
同じSIEMENSのES64 U2形よりも多い4電源式で、より広範囲の国々に直通することが可能になりました。
しかし車両価格が非常に高価なこともあり、現在SIEMENSではよりコストを抑えたVectronシリーズが主に生産されています。
PKPでは2008年より導入され、主に国内ICの他、ECを牽引しドイツ・チェコへ直通運用されています。

模型はRocoの2017年ロットで、DCデジタルサウンド仕様になります。
実車は多くが広告ラッピングを施されているので、現在はなかなかこのオリジナル塗装の機関車を目にすることは少ないようです。
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サウンドについては、また時間のある時に改めてアップする予定なので、しばらくお待ちください。

DB Regio AG BR182 Taurus (Roco 62356)

今回は、ヨーロッパ圏の汎用電気機関車ES64シリーズのDBバージョン、BR182を紹介します。
過去にSpurNでも同型を紹介しましたので、実車については詳しくは省略しますが、DBでは2001年~2002年に25両導入されました。

当初はCargo部門に所属し貨物列車牽引に使用されました。
後にRegioへ移管され、現在ではCottbusとDresdenを拠点に、主に旧東ドイツ圏でS-BahnやREの牽引に使用されています。
出力は6400Kw、最高速度230Km/hです。

模型はRocoの2011年ロット、Regio移管前後の姿を再現した物です。二線式アナログ仕様で、デコーダーソケットはPlux22に対応しています。
SpurNの同型機に比べると、パンタグラフの姿勢が上昇時・下降時共に安定していますね。
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DCCサウンド化に際して、LeoSound Lab製のサウンド入りデコーダーを入手したいのですが、現在では唯一扱っているオーストリアの店舗では在庫切れのようです。
そのうち在庫が復活し次第、DCCサウンド化したいと考えています。
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DB Regio AG BR111 (Roco 63641)

今回はEp.Ⅳの傑作機、BR111のVerkehrsrot塗装仕様を紹介します。
実車は、名機E10形をベースに1974年~1984年の間に227機製造されました。
連邦鉄道時代は主に急行列車やS-Bahn、また一部InterCityの牽引に活躍し、民営化後当初はInterRegioやS-Bahnを中心に使用されましたが、現在では高速性能を生かすために、主にRegional Expressに使用されています。

模型はRocoの2002年ロット、Ep.ⅤのVerkehrsrot塗装、二線式アナログ仕様になります。
Ebay.deで新古品が安く出ていて、DCCサウンド化も容易そうでしたので購入した次第です。
この時代のRoco製品は、緩衝用発泡スチロールとの接触で塗装がやられている個体が多いのですが、幸い今回は塗装は無事でした。
機番は38号機、菱形パンタに丸バッファ仕様です。
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DCC化は8pinソケットが用意されており、スピーカーは床下機器内に収めるタイプになります。
牽引する客車はまだ考えていませんが、最近期間限定で111形がS-Bahnに復帰しX-Wagenを牽引しましたので、赤いX-Wagenの購入を検討しています。
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DB Schenker Rail Deutschland AG BR151 (Roco 73403)

今回は、ドイツ連邦鉄道を代表する重貨物用電機、BR151の現行仕様を紹介します。
このブログでもSpurNのEp,Ⅳ仕様、Ep.Ⅴ DB Cargo仕様を紹介しましたので、実車についての詳しい記述は省略しますが、2018年現在でも現役で貨物輸送に使用されています。

模型はRocoの2014年ロットで、Verkehrsrot塗装のEp.Ⅵ仕様、二線式DCCサウンドモデルになります。
Rocoの151形は古くから製品化されていますが、このモデルはワイパーや手すりの別パーツ化や、ステップや屋根上フィルター等のエッチングパーツ化等のリニューアルが施された物で、旧製品と比べると格段に精密度が上がっています。
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サウンドについては、キューブスピーカーが二個搭載されている事もあり、音量・音質共に充分です。
側面乗務員室扉下部の手すりは、実車ではステンレス素材剥き出しの銀色の車両が殆どなので、塗装し直すかステンレス無塗装の物に交換するか検討中です。
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我が家でもホッパ貨車やEaos Wagenを牽引させて、実車同様鉱石輸送貨物列車を再現してみたいと考えています。

DB BR103.1 Lufthansa Airport Express (Roco 69739)

今回は、103形電気機関車のLufthansa Airport Expressカラーを紹介します。
Lufthansa Airport Expressは、単なる空港連絡列車では無く、ルフトハンザ航空が採算の悪い短距離航路の代替としてDBの車両をチャーターして運行した特急列車です。
デュッセルドルフ~フランクフルト間とシュツットガルト~フランクフルト間で運転され、1982年の運行開始当初は旧IC用電車、ET403によって運転されました。
1990年からシュツットガルト~フランクフルト線で111形電気機関車と客車による運行が開始され、1991年に高速新線経由に変更された際、機関車が111形から103形へ変更されました。
1993年には運行を終了したために、わずか2年間のみ見られたこの塗装ですが、塗装バリエーションの少ない103形の中では目立つ存在で、模型化される機会も多い列車です。

模型はRocoの2005年のクラブ限定品で、私が入手したのは三線式デジタル仕様です。サウンドは搭載されていません。
我が家のH0環境は二線式のため、DC用部品を入手し二線式に改造してあります。
リニューアル後の金型のため、非常に良い出来です。
正面にDBエンブレムが付いていないので、前面は少々物足りなさがありますね。
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Lufthansa Airport Expressのロゴも綺麗に印刷されています。
サウンドが無いのが少々残念ですが、そのうち時間がある時にでもサウンド化したいと思います。
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現行製品の225号機との並びです。
Rocoの103形は、ボディ金型リニューアル後もライトリム別パーツ化や動力ユニット、台車のリニューアルを段階的に行っていて、特にライトリム別パーツ化によって正面の印象がだいぶ変わります。
どちらの表現も良く出来ているのですが、こうして並べると違いが目立ってしまいますね・・・
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FS E636 (Roco 72325)

いつの間にかアクセス数が10000を超えていました。いつも閲覧していただきありがとうございます。

さて、今回はイタリア国鉄の名機、E636を紹介します。
実車は1940年から1962年の間に469両が製造されました。直流3000V・出力2100Kw・最高速度120Km/hの貨客両用機です。
基本設計は戦前の物ですが、半数以上を占める2次型以降は戦後製造された物で、2006年まで使用されました。

独特なBo'Bo'Bo'の連接車体を持ちますが、後継機のE646・E656なども同様の連接車体で、イタリア国鉄ではポピュラーな形態の機関車です。

模型はRocoの2014年ロットになります。二線式DCC・サウンド仕様で、オリーブグリーンの車体色のEp.Ⅳの姿を再現した物です。
古い装甲車のような面構えと独特な車体色が非常に良く似合いますね。
Roco製のE636の中では最新ロットに当たりますので、それまでの製品に比べ、ワイパーの別パーツ化・手摺りの金属化などより精密な仕上がりになっています。
ただし、今回も少々問題があって、後位側のパンタグラフが破損した状態でした。
そこで今回は、LE MODELS製E636用のパンタグラフを入手し交換してみました。
形状的にはこちらのほうがリアルなので、交換してみる価値はあるかと思います。
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実車は6軸駆動ですが、模型は真ん中の台車は駆動しません。
サウンドについては、釣掛け駆動装置特有の音も再現されていて、おおむね良い出来かと思います。
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最後に、Ep.Ⅳの花形機関車E444との並びです。
この時代のイタリア国鉄の塗装は、どれもシックで良いセンスだと思うのですが、Trenitaliaになってからはどうも方向性が変わってしまったようで、少々残念に思います。
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2018.8.13追記
サウンドを収録しました。

DR BR250 (Roco 73617)

今回は旧東ドイツ国鉄の大型電機、BR250を紹介します。
1977年に登場したこの機関車は、出力5400Kw・最高速度125Km/hの貨客両用機で、1984年までに274両が製造されました。
東西ドイツ統合後は、旧西ドイツ地区でも貨物列車牽引で活躍し、現在では後継機に置き換えが進んでいますが、わずかに残った機体が最後の活躍をしています。

模型はRocoの2018年ロットで、二線式DCCサウンド仕様です。
発売されたばかりの製品ですが、ebay.deにて中古品が安く(約200€)出品されていたので購入したのですが、1位側前面に塗料の付着・1位側前面白帯の欠け・ライトレンズが傷だらけという状態だったため、再塗装やライトレンズの傷取り・整形などを行い新品同様の状態に回復させた物です。
幸い付属部品等の欠品や動力ユニットは問題ありませんでした。
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軸配置はCC。模型でも6軸全て駆動します。
サウンドは少々音量が大き目ですが、この機関車の特徴である独特なブロアー音が見事に再現されています。
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以前紹介したBR120との並びです。
両者で色合いが違いますが、実車も経年や整備工場の違いによって色合いはバラバラですから、むしろ差があったほうが面白いかと思います。
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2018.8.13追記
サウンドを収録しました。

FS E444 Tartaruga (Roco 73347)

今回はイタリア国鉄の誇る高速旅客用機関車、E444形を紹介します。
この機関車は、イタリア国内で一部優等列車を200Km/hで牽引するために開発され、1967年から1974年にかけて117両が製造されました。
最初の4両は試作機として製造され、005以降の量産機とは若干外観に違いがあります。
直流3000V・出力4272Kw・最高速度200Km/hですが、一部の機関車はフランス国境地帯で使用するために直流1500Vにも対応しています。

この時代のイタリア国鉄の機関車は、形式ごとにそれぞれシンボルマークが付けられているのが特徴ですが、このE444のシンボルマークは、「亀」です。
イタリア国鉄一の高速機のシンボルが亀なのは、なかなかユニークですね。

現在では残存する全ての機関車が車体更新されE444R形となり、特に前面部は原形とは大幅にイメージの異なる姿になっています。

模型はRocoの2016年ロットで、一次量産機・Ep.Ⅳ・前面警戒帯付きの二線式DCC・サウンド仕様になります。
E444形はイタリアの模型メーカーからも発売されていますが、2018年現在ではRoco製が一番入手し易いかと思います。
車体の印象把握は非常に良く、特徴的なシックなカラーも良く再現されています。
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一見スマートでシンプルな車体ですが、側面だけを見ると、この時代のイタリア電機の特徴が良く表れています。
全長はDBのBR110形よりもわずかに長い程度で、この時代の200Km/h対応機は軸配置CCが多い中、この機関車は軸配置BBになっています。
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この機関車の特徴である亀のシンボルマークも綺麗に印刷されています。
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サウンドは非常に良く出来ていますが、まとまった時間が取れていないので後日掲載します。

2018.8.13追記
サウンドを収録しました。

SBB Re 4/4 Ⅱ (Roco 73373)

スイス連邦鉄道を代表する客貨両用機で、1967年(試作車は1964年)から1985年まで、276両製造されました。
出力4700Kw、最高速度は140Km/hと、同時期に製造されたDBのBR110形と比較して小柄ながら110形を上回る高出力を誇ります。
現在でも大多数が各種車体更新、機器更新を受け現役で、一部はドイツへの乗り入れも行われています。

模型はRocoの2015年ロットで、Ep.Ⅳ・TEEカラーの二線式DCC・サウンド仕様になります。
実機のTEEカラーは全部で9両と少数派で、現在では消滅しています。
Re4/4 ⅡといえばMärklin製が有名ですが、Rocoの製品は最近の設計だけあって、車体の出来は一番実車に忠実です。
特に前面のパノラミックウィンド部の窓枠の再現は、Roco製はちゃんと車体側モールドになっていますので、窓ガラス側モールドのMärklin製よりも良い印象です。
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側面のSBB FFSロゴも、TEE塗装では若干位置が低い所に取り付けられていますが、それも忠実に再現されています。
側面窓ガラスが大きいだけに、室内機器表現は効果的ですね。
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さて、基本的に私はSBBの車両はコレクション対象外なのですが、どうしてもこの並びを再現したかったのです。
ゆくゆくはSNCF CC40100やCC6500・FS E444等も入手して、ヨーロッパ鉄道黄金期の並びを再現したいですね。
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例によってサウンドは後日掲載予定です。

2018.8.13追記
サウンドを収録しました。

DB BR110.3 (Roco 72568)

少し時間が出来たので、今回はドイツ連邦鉄道の急行用旅客機、BR110を紹介します。
103形と並んであまりにも有名なこの機関車は、模型でも様々なバリエーションが製品化されており、私もSpurNでは箱型ボディ・タルキスブルーの110形と、流線型ボディ・TEEカラーの112形(110形の高速対応機)を所有しています。

110.3形は1956年から製造され、西ドイツ全土で旅客列車の牽引に活躍しました。
出力は3700Kw、最高速度は140Km/hです。

模型はRocoの2012年ロットで、Ep.Ⅳ・原色・流線型ボディ・バッファカバー有り・一体型給気口・雨樋有の原形仕様の二線式DCC・サウンド仕様です。
個人的に、この形体が110形の中で一番美しいスタイルだと思っています。
Rocoの傑作だけあって、その美しいスタイルを完璧に再現しています。
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特徴的な前面形状。
どうしても私はあの有名なSF映画、STAR WARSの帝国軍パイロットのヘルメットを連想してしまいます。
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一体型のエアルィルターが美しく再現されています。
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サウンドについては、また時間のある時に改めて紹介します。

余談ですが、今回購入したこの110形、1エンド側の前照灯LEDが一個脱落している状態でした。
すぐに補修部品から同じチップLEDをハンダ付けし、無事3灯全て点灯するようになりましたが、Rocoの製品はこういった事が多いような気がします。
模型自体の出来は非常に良いので、もう少しこういった所を改善して欲しいですね。

2018.8.13追記
サウンドを収録しました。

今月到着した車両

なかなか私生活が忙しく、更新できすに申し訳ありません。
当初SpurHOについては旧東側メインでやっていくつもりでしたが、103形を購入してしまってからはやはりというか、旧西側の機関車も少しづつ増えています。

当ブログで紹介するのは私生活が一段落してからになりそうですが、今月は以下の車両が入線しました。
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SBB Re 4/4 ⅡとDB BR110.3です。
どちらも名機として有名な機関車ですが、SpurNでは所有していなかったバージョンです。
またどちらもRoco製の二線式DCC Sound機ですが、BR110.3については、1位側の上部前照灯用チップLEDが脱落していたので、手直しの必要があります。

他にまだドイツから到着していない荷物もありますので、それらが到着して整備が完了しましたら改めて紹介したいと思います。

DB BR103.1 (Roco 72307)

【実車について】
いまさら説明するまでもありませんが、ドイツ連邦鉄道で最も有名な特急用電気機関車です。
TEE・InterCity用として1970年(試作車は1965年)から試作車4両を含め149両製造されました。
後継機の120形の信頼性に難があったため、高速新線対応改造され延命され、最終的に101形に置き換わる2003年まで定期運用に就きました。
出力7440Kw・最高速度200Km/hです。
現在でも動態保存機が存在しますが、部品の確保が難しいようで、共食い整備で何とか維持している状態だそうです。

【模型について】
Rocoの品番72307になります。
2014年ロットの後期型で二線式DCC・Sound仕様。機番は225号機、黒裾TEEカラーのEp.Ⅳ仕様です。
我が家では初のロングキャブ仕様になります。
製品状態ではスカート無しですが、付属品としてスカートは入っていますので、スカート付き仕様にしてみました。
103形は、やはりこのスカート付き・シングルアームパンタ・黒DBエンブレムが一番格好良いと思います。
ロングキャブ車ですと、よりスマートさが際立ちますね。
正面のDBエンブレムは印刷ですが、エッチング製エンブレムが付属しているので、それを使用することでより立体的にできます。
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塗装、印刷共に良好で、走りも安定しています。
サウンドも音量音質共に良好です。ホイッスルにエコーがかかるのが何ともシビれます。

ところで、このロットの225号機はなぜか車体中央部の床下機器がE03(103.0形)と同様の物が付いていました。
Märklin/TRIXの103.1形も最近のロットまではE03の型を流用したために、E03と同様の床下機器でしたが、やはり気になったので部品取りとして入手したアナログのショートキャブ車(Art-Nr.43839)の床下機器を移植しました。
取り付け足の部分を除けば、床下機器はロングキャブ車と同じ寸法なので、軽い加工は必要ですが正しい姿に治すことができました。
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Soundはこちら

さて、せっかく103形を入手したので、InterCity客車も欲しいところですが、今ですとPikoから新金型でフルサイズのIC用客車が発売されています。
値段も手ごろなので、そちらも近いうちに購入してみようと思います。
プロフィール

Scheveningen@JPN

Author:Scheveningen@JPN
出戻りHOゲージャーの二児のパパです。
当面の目標は、自宅にレイアウトを敷設すること。

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