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DBAG BR218 (MINITRIX 16283)

今回は、ドイツ連邦鉄道の傑作ディーゼル機関車、BR218を紹介します。
このBR218は、1960年に登場したV160形試作ディーゼル機関車の最終形態で、以前紹介したV200シリーズの後継機です。
V200は通常型エンジンを2機搭載して出力を稼いでいたのに対し、V160シリーズは大出力エンジンを1機搭載することで保守コストを下げることに成功しました。
また、日本国有鉄道DD54形ディーゼル機関車のベース機でもあります。
模型のBR218形は、V160シリーズの完成系として1971年に登場し398両製造され、現在でも数は減少してきましたが現役で使用されています。

模型はMINITRIX製で、OrientrotカラーのEp.Ⅴ仕様になります。
比較的最近リニューアルされた物なので、FLEISCHMANN製の物よりも良く出来ています。
アナログ機ですが、デジタル化に最大限考慮された造りになっていて、乗務員室灯もLEDにより点灯可能ですが、アナログモードでは点灯しません。
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2エンジンのV200シリーズよりも若干全長も短くなりました。
実車の出力は1840Kw、最高速度は140Km/hで、非電化区間直通のIntercityの他、普通列車から貨物列車まで、DBの非電化区間では欠かせない機関車です。
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DBAG BR231 (ARNOLD HN2298S)

今回は、旧東ドイツ国鉄のディーゼル機関車、BR231を紹介します。
この機関車は、有名な旧ソ連製ディーゼル機関車、TaigatrommelことBR120(DBAG BR220)の後継機として、1973年から導入されました。ドイツでは「Ludmilla」の愛称で親しまれています。
Taigatrommelと同じく旧ソ連製ですが、Taigatrommelが旧東側諸国の標準仕様として造られたのに対し、こちらは旧東ドイツ仕様に特化された設計で、用途に応じてBR130 (DBAG BR230)・BR131(DBAG BR231)・BR132(DBAG BR232)等が製造されました。

模型はARNOLDの2016年モデルで、旧東ドイツ国鉄塗装ですが、DBAGマークの付いたEp.Ⅴ仕様です。
他に、Ep.Ⅳ仕様のBR130と、同じくEp.Ⅳ仕様のBR131が製品化されました。
模型のBR231は貨物専用に設計された機種で、実機の出力は2208Kw、最高速度は100Km/hです。
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模型はDCC・SOUND仕様です。
肝心のサウンドは、特徴的なコロムナ製5D49エンジンの音が良く再現されています。
↓こちらに、この製品のサウンドレビューがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=t9MocbwLxlg
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旧東ドイツ国鉄のソ連製ディーゼル機関車の並びです。
Taigatrommelに比べて、Ludmillaは車長が長く、前面も少し後退角が付いたため、よりスマートな印象になりましたが、やはりどこか泥臭さが抜けないのは、旧東側ならではの魅力でもあります。
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実機は、民営化後まもなく、DBAGからは撤退してしまいましたが、民間貨物会社に移籍した機体は現在でも貨物輸送に活躍中です。
012号機は、旧東ドイツ国鉄塗装に復元され、貨物輸送の他イベント列車の牽引にも使用されています。
↓イベント列車牽引時の動画がありましたので、リンクを貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=6B4dZ7r92Rk
また、ブルガリア国鉄には、このBR231と同型機が90両近く稼働しています。

DB BR798/998 (MINITRIX 12554)

今回は、世界的にも有名な西ドイツのレールバス、BR798/998を紹介します。
このレールバスは、1953年(量産は1955年)にVT98シリーズとして登場し、1962年までの間に動力車・付随車合わせて965両が製造された、西ドイツを代表するレールバスです。
このVT98シリーズと、VT98のベースとなったVT95シリーズを合わせてシーネンオムニバスと呼ばれています。

模型はMINITRIX製の2007年モデルで、BR798に改称されたEp.Ⅳ仕様です。

動力車、BR798(VT98)
実車は110Kwエンジンを2機搭載しており、模型もこの車両が動力車になります。
ボディはプラ製で、細かなリベット類も良く再現されています。
走行性能は非常に滑らかで静かな走りですが、実車は小さいボディに似合わずかなり派手なエンジン音を立てるので、是非デジタル化しサウンド機能を載せたいところです。
前照灯・尾灯はLEDにより点灯し、室内灯もLEDにより点灯します。
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付随車、BR998(VS98)
片運転台の付随車で、運転台側の側開戸は荷物搬入を考慮して4枚折り戸になっています。
連結側は、前面形状自体は運転台側とあまり変わりませんが、上部前照灯がありません。
この車両もBR798同様、LEDにより室内灯が点灯します。
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連結器は、導電カプラーが付属しておりますが、通常のNEMカプラーソケットのアーノルトカプラーでも連結可能と思われます。
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実車はDBAG化後も生き残り、2000年に引退しましたが、現在でも動態保存車が存在し、独特なエンジン音を聴くことができます。
以下Youtubeリンク↓
https://www.youtube.com/watch?v=pS60t8zDqgM

DB BR221 (FLEISCHMANN 725006)

今回は、ドイツ連邦鉄道の名機、BR221を紹介します。
この機関車は、Ep.Ⅲの有名なディーゼル機関車V200.0形の出力増強版として、1962年にV200.1形として誕生しました。
出力1986Kw、最高速度は140Km/hで、主に高速旅客列車と重貨物列車の牽引に使用されました。
しかし、エンジンを2機搭載したV200シリーズは保守にコストが嵩むため、1964年には後継機のV160シリーズが誕生しています。
実機は1988年に引退していますが、現在でも動態保存機が存在し、本線を走行する姿を見ることができます。

模型はFLEISCHMANN製で、Ep.Ⅳの姿を再現した物です。
ボディはプラ製ですが、裾部はダイキャスト製になっており、非常に重量があります。
模型の造りは2000年代初期のFLEISCHMANNらしく、とてもシャープな仕上がりですね。
余談ですが、このV200シリーズはドイツでは根強い人気があり、FLEISCHMANN製のBR221オリジナルカラーは、2017年現在では入手困難で諦めていたところ、イギリスのマンチェスターの模型店で新品在庫を発見し購入しました。
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特徴的なインサイドフレーム台車はリアルに再現されています。
今回入手した物はアナログ仕様で、前照灯は電球により点灯し、尾灯は点灯しません。
特筆する点としては、特徴的なシルバーのラインが全く乱れが無くシャープに印刷されており、また車体のワインレッド塗装も適度な艶があり、全体的に高級感のある仕上がりになっています。
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流線型電機を代表する103形と並べてみました。
どちらも優雅で洗練されたデザインと色使いで、この時代の西ドイツ製工業製品のセンスの良さが垣間見れます。
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DR BR110 (FLEISCHMANN 721010)

今回は、東ドイツ国鉄の代表的なディーゼル機関車、BR110を紹介します。
東ドイツ国鉄のディーゼル機関車といえば、ルーマニア製のU-ボートやソ連製のTaigatrommelが有名ですが、これらは旧東側の経済相互援助会議の影響で導入された物で、この影響の及ばない中型以下のクラスのディーゼル機関車は東ドイツで製造されています。
さて、この機関車は、V100形として1966年に登場し、コンピューターナンバー化に伴いBR110に改番されました。
出力は736Kw、最高速度は100Km/hで、東ドイツ国鉄では主に普通列車や貨物列車を牽引しました。
派生形としては、エンジン出力の違いでBR108・112・114等が存在します。
また、DBAG統合後もエンジン更新等で形式が細分化されました。
現在では、近代化改造した機体をリース会社が購入し、スイスやオランダにも活躍の場を広げています。

模型はFLEISCHMANN製で、Ep.Ⅳの東ドイツ国鉄仕様を再現した物です。
新しい設計の物なので、BRAWA製の物よりもシャープな仕上がりになっています。
特に金属製の手すりの細さはなかなか見事な出来ですね。
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車体はプラ製ですが、ボンネット上部はダイキャスト製になっているので、そこそこ重量もあり、牽引力も問題ありません。
前照灯・尾灯はLEDにより点灯します。
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最後に、DR標準色の機関車を並べてみました。
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DR DBAG BR220 (FLEISCHMANN 725275)

今回は、有名な旧ソ連製ディーゼル機関車、通称Taigatrommelの東ドイツ国鉄版を紹介します。
この機関車は、東ドイツでは1966年から導入され、1975年までに378両が納入されました。
当初の形式名ははV200ですが、後にBR120に改番され、さらに東西ドイツ統一時にBR220に改番されました。
DBAG統合後も引き続き使用されましたが、DBAGでは1995年に引退しています。
出力は1471Kw、最高速度は100Km/hです。

模型はFLEISCHMANN製で、東ドイツ国鉄末期~ドイツ鉄道初期の姿を再現した物です。
以前紹介したMÁV M62ČSD T679.1のカラーバリエーションですが、前面手摺りや屋根上など、東ドイツ国鉄仕様を忠実に再現しています。
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DCC・Sound仕様ですが、エンジン起動時のサウンドが実車と比べて少々似ていないような気がします。
模型のエンジン起動サウンドは、どちらかというと同じソ連製ディーゼル機関車、Ludmillaの音に近いかと思います。

参考に、両者のエンジン起動音のYoutubeリンクを貼っておきます。
Taigatrommel 14D40エンジン起動音
Ludmilla 5D49エンジン起動音
色々と調べてみたところ、ESU Loksoundの物がより実車に近いサウンドなので、なんとか載せ替えてみたいところです。
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最後に、チェコ鉄道Rh750形ディーゼル機関車と並べてみました。
1993年~1995年頃にかけて、ドイツ・チェコ国境で両者の並びが見られたかと思います。
それにしても、旧東側のディーゼル機関車は特徴的なデザインの物が多く、非常に魅力的ですね。
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DB BR701 (MINITRIX 12645)

今回は、DBの架線検測車、BR701を紹介します。
この検測車は、DBの有名なレールバス、VT98をベースに1955年から製造されました。
見た目もVT98にそっくりですが、VT98よりも一回り大型のボディのため、よりずんぐりとした外観が特徴です。
走行装置はVT98と全く同じなので、見た目の可愛さとは裏腹に、まるでレシプロ戦闘機のような派手なエンジン音を鳴らします。

こちらの動画の1分15秒から、BR701の走行音を聴くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=wVh9kj2MKKk

模型はMINITRIX製の2010年モデルで、Ep.Ⅲの姿を再現したものです。
デジタル仕様ですがサウントは搭載されていません。
屋根の梯子は取り外し式になっているのですが、すぐに外れてしまうので注意が必要です。
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反対側サイドから。
屋根の検測台は、実車同様折り畳み式で、画像は折り畳んだ状態です。
屋根上は非常に細かいパーツがギッシリと付いているので、取扱いは慎重に行う必要があります。
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LEDにより、前照灯3灯・尾灯2灯が点灯します。
走行性能は非常に優秀で、スローが大変スムーズです。
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実車は、現在は黄色い塗装に変更されて現役で活躍していますが、新型の後継車も登場しており、廃車された車両もあります。

ČD Rh750 (MINITRIX 16735)

今回は、チェコ鉄道のディーゼル機関車、通称「水中眼鏡」こと750形を紹介します。
この機関車は、チェコスロバキア時代の1968年から製造された電気式ディーゼル機関車で、出力1325Kw、最高速度100Km/hの客貨両用機です。
そのあまりにも衝撃的な外見から、現地では「コブラ」または「ゴーグル」という愛称で親しまれています。
派生形としてRh752/Rh753/Rh754が存在しますが、外見はどれも同じで、現在ではČD・ČD Cargo・ZSSKの他、民間貨物会社に所属する機もあります。
また、754形の一部はポーランドのPKPInterSAに移籍し、ČDカラーのままポーランドで走行しています。

模型はMINITRIX製で、2016年の新製品です。
いくつかのカラーバリエーションが発売されましたが、これはČSD時代末期に登場した塗装で、この塗装に合わせた客車もMINITRIXから発売予定になっています。
DCC仕様のみの発売で、アナログ仕様はありません。ですが、アナログ環境でも問題なく走行します。ただ、パルス制御式コントローラーでは速度制御が難しいかもしれません。
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ボディはダイキャスト製で、非常にズッシリとしています。
ゴーグルの愛称の所以である、飛び出したキャブも良く再現されています。
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キャブ窓のセンターピラーが少々太い気がします。
これは憶測ですが、モデル化にあたり更新車を取材したのではないかと思っています。
ČDの更新車は、窓の支持方法が変わり、未更新車に比べセンターピラーが若干太くなっています。
ただし、この塗装の更新車が存在するかどうかは不明です。
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前照灯・尾灯はLEDにより明るく点灯し、走行性能は非常に滑らかです。
個人的には、現行の青白塗装で前照灯が白色LEDになったČDの更新車も製品化されてほしいところです。

ČSD T679.1 (Fleischmann 725202)

今回は、チェコスロバキア国鉄のディーゼル機関車を紹介する。
見ての通り、先日紹介したハンガリー国鉄M62のチェコスロバキア版です。
東側諸国の標準形ディーゼル機関車M62は、チェコスロバキア国鉄ではT679.1として1966年に導入されました。
主に貨物輸送に使用され、チェコとスロバキアの分裂後も各鉄道に継承されましたが、現在ではČD・ZSSK共に引退しています。

模型も基本的には、先日のハンガリーのM62と変わりありませんが、主に屋根上の形状に違いがあります。
塗装は乱れも無く良く再現されていて、側面のCCCPエンブレムも細かく印刷されています。
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走行性能については、スローが良く効き、低速走行向けのセッティングになっています。
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正面の赤い星マークが、チェコスロバキア国鉄の機関車のシンボルになっています。
また、ハンガリー国鉄のM62はバッファが長方形だったのに対し、こちらは円形のバッファが装着されています。
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現在では、動態保存車がČSD時代の塗装に復元され、イベント列車で使用されているようです。
また、ハンガリー国鉄に売却された車両に関しては、現在も現役で活躍しています。

MÁV M62 (Fleischmann 725203)

今回は、ハンガリー国鉄のディーゼル機関車、M62を紹介します。
この電気式ディーゼル機関車は、旧東側諸国の標準機として1964年からソ連(現ウクライナ)のルハーンシク機関車工場で製造されました。
ハンガリー国鉄では1965年から導入され、他にもソ連・ポーランド・東ドイツ・チェコスロバキアの他中央アジア・キューバ等、多くの旧東側諸国で導入されています。
また、この機関車は「Taigatrommel 」という愛称の通り、大きく独特な音が出ることでも有名です。
以下Youtubeリンク↓
エンジンスタート
キャブからの風景とエンジンスタート

模型はFleischmann製で、オリジナルエンジンの載った未更新車で現行塗装のEp.5仕様です。
朱色のボディに黄色の警戒色が非常に目立ちますね。この塗装、意外とM62の車体に似合っていると思います。
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独特な台車が良く再現されていますね。
動力ユニットに関しては、Fleischmannの標準的な造りで、3軸のうち両端の2軸が駆動します。
また、中央の燃料タンクの中は空洞になっていて、ここにスピーカーを組み込むことができます。
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前面はシンプルですが、一目で旧ソ連製であるとわかるデザインですね。
ラントはLEDにより3灯が点灯しますが、尾灯は点灯しません。
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M62は、客車への暖房供給装置を持たないため主に貨物列車に使用されますが、ハンガリーにおいては暖房用電源車を連結し、旅客列車も牽引しています。
しかし、SpurNではハンガリーの客車はほとんど発売されていないのが現状で、我が家では貨物列車の牽引が主になりそうです。
プロフィール

Scheveningen@JPN

Author:Scheveningen@JPN
出戻りNゲージャーの二児のパパです。
当面の目標は、自宅にレイアウトを敷設すること。

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